ファシリテーションの基礎を学ぶワークショップ

NPO法人夢職人の代表に声をかけていただき、「ファシリテーション」について考えるワークショップをやらせていただきました。
ウェブマガジン「ひみつ基地」に数回記事も書かせていただいています。
http://children.publishers.fm/article/6399/

 

 

ファシリテーションの基礎・・・??

それぞれの現場で想像するものも異なるし、そもそも基礎スキルみたいなものも場によって異なるのでは・・・。というのが正直なところでした。

僕がやっていることは、アドベンチャー教育の考え・手法を使ったグループワーク。
遊びのような活動や、ロープスコースというアスレチックのような機材を使ったグループでの課題解決型のアクティビティと振り返りを通して、①チーム作り②個人の学びを促進する人です。

グループに何が起こっていて、個人に何が起こっているか?
また、個人とグループの活動の目標、なりたい姿はなんなのか?
非日常として体験して起こっている「今、ここ」の気づきを、日常に転用するための意識付けをどうするか?

そんなことを観て考えながら、手を変え活動を変え、動いては話し合い・・・というプログラム。

だから、事前にプログラムを計画しても、その通りにはいかないわけで。
臨機応変に進行を変えることや、参加者と一緒に進める感覚も大事にしています。

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ゲーム祭り2015

毎年恒例の新春イベント(一応研修か・・・!)。
主催はNPO法人体験学習研究会

今は亡き清川青少年の家でやっていたゲーム合宿の頃から数えて、何回目の参加だったんだろう?

大人たちが大人気なく、子どものようにあそぶ会☆
基本的に「アイスブレーク」を試して、体験する場なので、みんな仲良くなるのが早い!!
今回も、笑いすぎて肋骨が折れるくらい(笑)

でも、そこにはアドベンチャー教育の理論がベースにあって、お互いの参加やチャレンジの自己選択ができ、みんなの安心安全を守る約束がある場。
そして、参加者は自分の現場(学校だったり、野外教育のフィールドだったり、学童だったり、企業研修だったり)で、そういった体験学習を実践している多様なメンバー。

毎年、同窓会気分半分、研修半分で参加をしています。
新しい人たちとつながれるのも魅力的☆
自分のエネルギー充電のためでもあるかも。

2日目の午後を、僕の尊敬するファシリテーターのKAIと一緒にプログラムデザイン&ファシリテーション。
深夜のミーティングが楽しかった。

R「こういうのは?」
K「よし、やろう!」

このやり取りで、これまでいくつの「思いつき」を「行動」にしてもらってきたか。
この気持ちを自分の一人でも、いつでも大切にしていたい!!

実際にやったことは、KAIがブログ「もぐらのさんぽ」に書いているの、ぜひ読んでください。

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<今回の学びメモ>

事前準備の大切さ
夜の1時間のミーティングで決まったアクティビティは、前の日の晩と、朝に少しだけ考えていたこと。
思いつき、その場のライブ感だからこそ面白いことが生まれると思っているし、自分の強みだとも思っているけれど、きちんと自分で整理をしておくことは大切。
たかQ、てつのような丁寧なファシリテーションは、僕はすごく心地がよい。
別にトークでアイスブレークする必要もないんだよね。
アクティビティ自体の持つパワーを活かせばさ。
自分がそういうタイプではないけれど、憧れる一面なんだ☆

準備不足でやってることに自信がないと、言葉が早くなって、説明が多くなって、時間もかかる。
その場に自分が地に足をつけているためにも、気持ちを参加者に向けるためにも、やることはきちんと把握していること。

◆ 自己意志でチャレンジするということ
Challenge by Choiceという言葉は、Project Adventureで大切にしている柱の一つ。
個人が、自分の安心なゾーンから一歩踏み出して成長するには、自己決定する機会があることが大事。

チャレンジバイチョイスの話をすると、ついつい「じゃあ、やりません!」とか、「帰ります」(笑)みたいな話とつながることがある。

自分で決めていいんでしょ?じゃあやらない。

これは、実はチャレンジバイチョイスの意図するところではないんです。

でも、それを伝えるのに
「チャレンジをするために必要なこと」
ってきちんと前提をつけてから伝えるのは、とてもわかりやすい☆
だって、アドベンチャー教育って言ってんだからさ。
自己成長のためにやるんだけど、どこまでどうやりたいかを選んでねってこと。

あと、英語が多いとよくわからない横文字のヤツってなるから、それをきちんと日本語で学校なら学校の文脈で、企業なら企業の文脈で伝える言葉を持っていることが大切だなぁ。

自己決定、自己選択、自主性、主体性、当事者意識、自分ごと、オーナーシップ、目標設定、自立心、自己責任、自己一貫性、自己実現のための行動・・・あとはなんだろう。

にのさんの夜のレクチャーで聞いた話が、ふと今日の寒空の下の帰り道でピカッと光りました。
考えるきっかけをたくさんもらうと、アイディアとかイメージ降ってくるね!

いっぱいカラダを動かして、笑って、脳みそスパークだったから、また色んなこと考えられるんだよね。

アドレナリンも、オキシトシンもいっぱい出ました☆
みんなありがとう!

また来年!

運がいい子の育て方

先日、神奈川県のとある小学校で教育懇談会なる勉強会の講師に呼んでいただきました。
参加者は小中学校の先生、その地域の保護者が40名ほど。

身も心も疲れ果ててる先生もいたでしょう!
飲み会の約束があった人もいたでしょう!!

金曜日の夜にこんなに大人が集まって学ぼうという姿勢にまず感動!!

Teachers are Great! It’s Fridayです。

そのまま全員で飲みに行きたいくらいでしたが、学校の会議室にて、大人買いしてきた飴ちゃんを元気の素に、教育や子育ての「当たり前」を考え直すをテーマにした対話の会

交流とエネルギーチャージのために20分ほど頭の体操やら視点を変えるエクササイズで遊んでから、対話スタート。

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(一本の釘の上に全部乗せて!ってお願いしたら、頭のとっても柔らかい先生がいました!!)

 

たまたま1週間前に通勤中に観た、TEDのトマス・フレイ氏の話をきっかけにしました。

「2030年には、今ある職業の50%はなくなる」

がーん!とショックを受け・・・んー。本当かなぁ・・・と疑いつつも、その中に教師/教授なんて出てくると、考えずにはいられないですよね。

 

そんな未来がやってくると仮定して、「未来の子どもたちにどんな人になってほしいか?」をグループでおしゃべり。

自分で判断して行動できる、好奇心旺盛、自然や有機物に畏敬の念を、優しい、柔軟性のある、自ら学ぶ、よく食べる、打たれ強い、チャレンジ精神のある、自主性、自発性etc…

そんな中に「運が良い」というものがありました。

その場では笑いが起こってお終いという感じだったのですが、1週間以上経って、朝食を食べているときに閃きました☆

 

運がいい子って育てられるのか??
答えはYes!(なはず!)

 

子育てから気づくこと。

オムツが汚れるとすぐに泣いて教えてくれる2ヶ月の息子。
オムツを新しいのに取り替えた2分後にまたオシッコされたり、親の食事のタイミングで泣き出したりすることはよくあることですよね。

「なんだ、替えたばっかりなのに!あと2分待てばよかった!」

「もう!ご飯食べようとしたところなのに!この子、わかってやってるんじゃないのー!スープ冷めちゃうわ!」

 

って受け取るのか、それとも…

 

「おおー出たかぁ!すぐに泣いて知らせてくれるのはうれしいなぁ!」

「また触れ合う機会が増えたわ」

 

と捉えるのか。

子育て本で、「子育てのうまい人」なんて話が取り上げられていたりするけど、それって「物事を前向きに受け止める人」なんじゃなかろうか??

出来事は同じでも、それに対しての意味づけは人それぞれ。

つまり、運の良さ=物事の意味づけの仕方

要するに「いや〜!ツイてる!!」って思える力☆

 

僕の父は昔からご飯を食べに行った帰りの車で
「いや〜!あれだけ食べて8000円かぁ!飲まなければ一人2000円いってないもんなぁ。いやー安いもんだ。」

と、買い物とか食事がいかにお得だったか、自分たちが良い思いをしたかを意味づけていたような気がします。
反対になにか悪いことがあっても、「まあ、◯◯でなくてよかった」のように、結果すべて「良かった!」となります。

僕には良きロールモデルがいたんだなぁ、と思える。

 

コップのお酒が半分しかないと捉えるのか、半分も残ってると捉えるのかは、自分で決めていいんです。

妻の好きな言葉は「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」by 相田みつを


アドベンチャー教育の活動の中で、A地点からB地点まで高さ30センチくらいのワイヤーをチームで渡るというような場面があります。

あと一人渡ればゴール。
しかし、残り時間3分。

「急げ!3分しかないぞ!」と声をかけるのと、

「大丈夫!まだ3分ある!」と声をかけるのでは、きっと結果は違うんです。

仮に、結果は同じでもそのプロセスで感じることは変わるはず。

 

例えば「時間」のことでも、学校生活や家庭生活でそんな場面はたくさんありませんか?
ついつい「ないこと」に焦点を当ててしまいがちですが、そこを「あること」への感謝に変えてみたらどうでしょう?

「よし!あと5分遊べる!」みたいな(笑)

 

「50点しか取れなかったの?」
→「半分できたんだ!」
と肯定してあげること、大切なんだと思います。
その上で、
「で、次は何点取りたい?」
「じゃあ、どうしたらできそう?」
「何か手伝えることはある?」

 

と、支援者になってあげること。
だからこそ、ファシリテーターやコーチのような存在が求められる。

ついついハマるいつもの視点以外の視点に気づくお手伝いや、今持っている思考のフレームを手放すお手伝いをする人。

そんなことをする仕事は、きっと2030年にもなくならないはず!と、改めて思うわけです。

 

子どもたちから見て、「おおーかっこよい!」「前向きなヤツだ!」「ひと味ちがう見方をする人だな」と思われるような、そんな大人。
周りにいますか??