「矢切PACE」 立ち上げへの想い

「オトナだって楽しく学んでいる」を子どもたちに見せつけたい

「ワクワクすることがやりたい」
これがいつも僕の原動力です。

千葉県松戸市の「矢切」(やきり)という地域で、幼稚園に関わって12年。
「もっと、地域でつながって学べる場を創りたい」と思うようになりました。

最近、地域のお母さんたちが子どもたちの居場所を作ったり、プレーパークの活動を始めたりする動きが始まりました。
ワクワクしています!

一方で、小中学生の不登校が過去最多の34.6万人という数字が出ました。
子どもが変わったわけではなく、価値観や社会の環境が変わったんだろうと思っています。
そして、これからもっと「子どもとの関わり方」に悩むオトナも増えるだろうなと想像しています。

学校は、今のままのあり方でよいのだろうか?
地域で、子どもの育ちを助けられることはなんだろうか?
家庭で、子どもたちの「安心」や「チャレンジ」をサポートできるはなんだろうか?

そんなことをいつも考えています。

幼稚園や小学校のような「教育の場」に関わるオトナが、「楽しく学び続ける」ことは、とても大切。社会だけでなく、教育のあり方も様々変化している中、アップデートしていない先生は、やっぱりしんどくなっちゃう。
さらに、子育てに関わる「親」や地域のオトナも、「子どもたちの当たり前」が、自分たち世代とは違ったりして、アップデートが必要だと感じています。

変化が早い今の社会だからこそ、
オトナが「楽しく学ぶ」姿を、子どもたちに見せていきたいのです。

プロジェクトアドベンチャー(PA)と僕

2000年に学生時代に母校で出会ったTAP(玉川アドベンチャープログラム)に始まり、
2003-2005年でアメリカで学んだProject Adventureの経験を経て、
20年間、 PAプログラムを教育現場で提供してきました。

「PAやってます」ではなく、「PAらしい人でありたい」と思って、生きています。
PAの哲学(考え方や価値観)が、僕の人生のベースです。

地域で中高生とオトナが学び合う研修@島根

◆「違いを認め合う」「お互いの価値観を大切にする」ような「安心安全」が感じられる人が増えること

◆安心や信頼をベースに、他者の力もお借りして、自分で一歩踏み出してみたり、うっかりやっちゃってしまう「チャレンジ」や「自己成長」があること

◆体験することや学ぶことを「楽しむ気持ち」がそこにあること

人と関わるとき、自分のあり方を考えるとき、コミュニティを作るとき・・・
仕事でも遊びでも、そういうことを大切にしたいのです。

PACEってなんなのさ

2006年ころから、僕が尊敬する甲斐崎博史先生(KAI)のつくる学びの場に参加をしていました。その名も「西多摩PACE」。
「体験学習」「PA」そんなキーワードで、学校の先生たちを中心に、毎月会って楽しく学び、美味しくお酒を飲み語らう会。

西多摩PACEの始まりの話(KAIのブログ)

百聞は一見にしかず
百見は一体験にしかず

なんて、誰かが言っていましたが、情報を見聞きしただけではわからないことを、
学びのコミュニティで実際に体験し、対話を重ねることで学びが深まっていくのを、西多摩PACEで体験させてもらいました。

そしてなによりも、今でも再会すればハグしたくなる仲間が全国にできました。

そんな学びの場が、湘南とか大阪とかあっちこっちにできて、矢切PACEは全国で11番目。

先日は、そんなPACEの全国ミーティングがあったので、
「矢切PACEたちあげまーす!」と、仲間たちにちゃんと宣言してきました。

そんな教育に関わる全国の面白い人たちと、
矢切の地域の人たちが関わったら、なんだか面白そうでしょ??
ワクワクしています。

記念すべき第一回目は・・・

長野県にある風越学園のアドベンチャーカリキュラム担当の甲斐崎先生(KAI)をお呼びして

「アドベンチャーってなんなのさ?プロジェクトアドベンチャーの哲学に触れてみる」

をテーマにPA体験を中心とした場を創ります。
後々、学校のあり方とか、幼少連携とか、風越学園の話でもお呼びしたいなぁと思っています。

講師プロフィールはコチラから。風越学園のKAIの文章もぜひ読んでみて!
りょうちゃん&KAI  by ぎょ

【日時】
2025年3月22日(土)10:00〜15:00

【申込】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSevbtyrkuksjTi3Gnm5VZofi3-yirx68hCLdw-uMU7T1Q3Y3Q/viewform?usp=sharing


【場所】
矢切幼稚園ホール(松戸市下矢切140)
(北総線「矢切駅」から徒歩3分、JR「市川駅」もしくは「松戸駅」からバス)
【参加費】
2,000円(講師の交通費&謝金に充てます)
【定員】
30名
【持ち物】
室内履き、筆記用具類、おやつや飲み物、昼食
【その他】
・託児はありませんが、子連れの参加もOKです。
・小学生くらいならばPA体験(遊びのような活動と対話)も面白いと思います。
・子どもが飽きそうな、「講義的な時間」は、幼稚園の園庭で遊んでいることも可能です。

千葉県、松戸市、矢切地区の教育関係者、地域の子どもに関わる人たちだけでなく、全国どこからでも参加大歓迎です!


また別途、イベントページを立ち上げますので、興味ある方はお申し込みください!

みんなの居心地のよさを大事にする

ファシリテーションで大事にしているいくつかのことシリーズ第一弾!!

①みんなの居心地のよさを大事にする

僕は2歳のころ、マンションの1階に住んでいて、ベランダの柵下をくぐっては、数軒先の友だちの家まで勝手に行って上がり込んでいたらしい・・・
自分の対人的感覚は、子どもの頃からの気質なんだろうなぁ。

とはいいつつ、小学生のころから「周りの目が気になる」子だったのも事実。

「自分」が周りからどう見られるかってことが、とても気になっていたことが現れている最古の記憶。それは、小学2年生のときの国語での出来事。

読書感想文を発表する日で、みんなが順番に前に出て、書いてきた感想文を読む。
みんなが「〜だと思いました。おもしろかったです」と、「です、ます」で、感想文を書いてきた中、自分だけ「〇〇さんへ、〜で、大変だったね。」的な主人公への手紙形式!!

・・・焦ったんでしょうね、みんなと違うことに。
自分の番が回る前に、全部消しゴムで消し、ぐちゃぐちゃになった白紙のノートを持って「アドリブ」発表。もちろん、みんなと一緒の「です、ます」な文体。

 

「自分がどう見られるか」を気にする人は、みんながどんな様子かを観察するのも得意なわけで、「八方美人」な自分が強化されていきました。


「八方美人」という言葉は、よい意味では使われず、短所だと思っていたのですが、「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう!」という本から、ストレングスファインダー(強みを見つける)という考え方に出会って変わります。

このテストで、34の資質から見えた自分の強みは、「包含」

「もっと輪を広げよう」というのが、「包含」の才能の強い人が人生の中核としている信念です。彼らは人々をグループの中に包含し、グループの一員であると感じさせたいのです。部外者だと感じている人や正しく評価されていないと感じている人に気付き、手を差し伸べて仲間に入れようとします。彼らは無意識に他の人を受け入れます。

「包含」の才能を持つ人は、人種、性別、国籍、性格、宗教に関係なく、相手を判断することはほとんどありません。彼らの「包含」という資質は、「人はそれぞれ違っており、その違いに敬意を払うべきだ」という信念に必ずしも基づいているわけではありません。むしろ、人は基本的に皆同じであるという確信に基づいています。人は、皆同じように重要なのです。ですから、誰一人として無視されてはいけないのです。私たち一人ひとりが仲間に含まれるべきです。
– クリフトンストレングスの資質より引用

ファシリテーターとして、グループの前にいるとき、みんながその場にいて「居心地がよいか」ということが気になります。
僕にとって一番大切なことで、「研修の目的」や「一歩踏み出すチャレンジ」以前のこと。

グループから外れている人、一歩下がっている人、表情が曇っている人のことが、まず気になります。そして、話や活動をそんな人たちに自然に合わせて「フォロー」しようとします。

その人たちが笑顔になると、自分も嬉しい。

その感覚は、飲み屋で端っこの席でポツンと一人になっている人に声をかけたり、話題を振ったりする感覚に似ているんだ。

心理的安全性があるからチャレンジしやすいという考え方にはとても共感していて、まずはこの場(グループ)にいることに納得している、やっていけると思っていることが、自己成長のためのアクションを起こすためには必要なんだろうと思います。

緊張がほぐれること(アイスブレーク)、関係性の質を高めること、いつでも大事に丁寧に☆
人の気持ちに寄り添える人でありたいものです。

 

 

 

ファシリテーションで大事にしているいくつかのこと

10月に仲間の勉強会の講師?をするのに、Zoomミーティング。

テーマは、「グループワークの介入について」
前回の湘南PACE

「りょうちゃんは、自分のファシリテーションの特徴って自分でどんなだと思っているの?」そんな質問をされ、色々と考えました。
もっさんの質問力最強!

自分の当たり前(暗黙知)は、人にとって当たり前ではなく、伝えるためには言語化(形式知)することが大事。

おばあちゃんの漬物の塩加減は、季節と野菜によって「良い加減」が変わる。
それを何グラムって軽量することに意味があるのかわからないけれど、味の再現のためには有効なんだろうな。

このプログラムだからではなく、「りょうちゃんだから」って言ってもらえる嬉しさをこの数年感じています。

人のつながりの中でもっと仕事がしたいと思うようになりました。

Drawing by Yuki Teranaka

さて、自分のコア、信念、価値観ってなんだろうを、今一度言葉にしてみるチャレンジ!!


  • みんなの居心地のよさを大事にする
  • 学びは参加者のもので、ファシリテーターのものではない
    “People can never teach people.”
  • 体験の力と参加者の学びを信じる
    “Plant the seed of positive change.”
  • ファシリテーションはArtである
    「今、ここ」に集う人たちで作るLive
  • 楽しさ、楽しさ、楽しさ!!
    FUNN
  • 人に謙虚であり、自分に自信を持つこと
    Tao(道教)の教え
  • 自然体でいたいから、たくさんの不自然体を経験すること
  • マインドフルでいること

 

まだあるかなぁ。

一つずつ、少しずつ言葉にしていきます。