Vege & Fork Market #8 〜ゴミ箱ゼロ作戦〜

新緑のきれいなケヤキ並木、小さな水の流れと芝生の遊歩道。

二日間で70店舗以上が出展し、3,000人以上の来場者が、麻生環境センターに足を運んでくれました。
個人的にも、たくさんの友人が遊びに来てくれて、最高に幸せな時間。
アドベンチャー教育つながりの仲間、前の職場の仲間、教え子、ワークショップデザイナー育成講座での学友、小学校からの同級生などなど。
こんなに、多様な仲間たちが同じ場所に集まってくれたのは、自分の結婚式以来ですね(笑

Vege&Fork Marketという場が、一つのきかっけとなって、また仲間同士新しいつながりが広がったことは、自分にとって一番価値のあることでした。

一人ひとりゆっくりと話はできなかったけれど、来てくれた仲間たちに心から感謝☆

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 これまでのベジフォークのゴミ対応

第6回までのVege&Fork Marketは、通常のイベントと同じようにゴミ箱を設置して、最後にスタッフが片付けていました。
お金もないから、大きめのダンボールにゴミ袋をセットして、「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」とだけ書いておく。
川崎市は基本的に「普通ゴミ」という扱いだったので(2年前からミックスペーパーと、プラスチック包装容器は別になった)、結局全てまとめてゴミ処理をしていました。

都内でやっている大きなイベントに行くと、ボランティアスタッフが、リサイクル食器の回収とゴミの分別を一生懸命やってくれてます。
ゴミ袋を一人ひとりに配布してくれるところもあるけれど、実際は全てイベント側で処分。

そこで分別をしているボランティアスタッフも、実際きついと思うんですよね。
1万人以上の人の飲食の食器とゴミをまとめる作業・・・考えるだけでも大変。

 

第7回、8回は、ゴミの量は減らなくても、少しでもゴミの嵩を減らすことと分別をしてもらうために、我が家の台所用ラックを置いてお皿やお椀を重ねられるようにしたり、園芸用の木の格子のようなものを置いてコップをはめて重ねられるようにしたり・・・
スタッフが分別をするのではなく、みんなが「なんとなく」分別したくなるような環境設定だけをしてみました。
その結果、同じものは重なるので全体のゴミ袋の数はぐぐっと減りました。

スタッフが、たまに見に行って、ゴミが「置かれる」場所の環境整美(=美を整える)ことで、みなさんが自然と協力してくれたのは、面白い結果でした。

 

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二日目のステージ。 高鳥佑太さんのライブ。 発電のジェネレーターが止まってしまうアクシデント・・・ステージを降りて、その場でアンプラグド生音ライブに! 子どもたちにアンパンマンの歌をリクエストされ、大熱唱。 その対応がすばらしくて、感動しました。 ウィズの森からお借りした丸太の椅子もいーっすね!

今回のゴミ箱ゼロのチャレンジからの気づき

正直、ゴミ箱がないことでクレームが来るかと思っていました。
もしくは、通りや草むらにゴミが散乱しているようなことになるかもしれない・・・と。

結果は、イベントの始めから終わりまで、いつもきれいな状態が保たれていました。

◆出展者さんに、食べ物を提供する際に、「食べ終わったらゴミは回収します」と、お客さんに声をかけてもらったこと
◆ご飯を食べる机に「お持ち帰り用のゴミ袋」を設置したこと。

くらいで、あとはスタッフが少しゴミ拾いをした程度。

僕もご飯を買ったお店にゴミを返しに行ったのですが、自然と「ごちそうさま!」と会話も生まれて、交流が一つ増えたのもよかったです。

 

今回、ゴミ箱がなかったことで、結果みんなの行動が変わったのは、驚くべき結果だったと思います。
ゴミ箱がないからこそ出展者との交流が生まれ、ゴミを自分で持ち帰るからこそきれいに食べきる。

来場者が「お客さん」で、スタッフや出展者がそれをおもてなししている・・・ということではなく、気持ちの上では、イベントを気持ちよくするのを一緒にやってもらったという感じ。
家でも、棚があるから洋服をそこにかけて置く。
ラップがあって、冷蔵庫があるから、ご飯を残してしまっておく。
スマホがあるから、地図アプリで行き方を検索する。

もしも、それがなかったら、どんな行動をとって、そこで望む結果を得ようとするか・・・
服はクローゼットに戻すし、ご飯はきれいに食べきるし、道は人に訪ねる。

ないから生まれる行動があるんですよね。

ないからこそ、自分が主体的に動くことは、他にもたくさんあるような気がします。
環境が人の行動を変えるということを、今回のゴミ箱のチャレンジから気づかされました。

「分別してください」と、お願いをされてもまだ人ごとですが、「自分で持って帰る」「自分が処理をする」となると、やっぱり自分ごとになって、行動への責任が変わってくる。
ベジフォークのリピーターもだいぶ増えて来たようで、当たり前のようにピクニックシートを持参する方が、今回たくさんいました。
今回、「ああ、このイベントはゴミ箱ないんだ」と知った人は、もしかしたら今度はマイプレート&マイ箸をもって来てくれるかもしれない。
自分で持ち帰るようの袋を持って来てくれるかもしれない。

そんなことを、またこっそり願って、次回を楽しみにしています☆

 

ケータリングカーでにぎわった「ピクニックエリア」は、まさにピクニック状態でした☆

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授乳用のティピも、青空に映える!

 

 

 

 

 

 

Green Street Fair, CA

先週、たまたまBurlingame(バーリンゲーム)という町でGreen Street Fairという大きなフラッグが通りにかかっているのを見て、妻と二人とても気になったので行ってきました。
http://www.burlingame.org/index.aspx?page=9&recordid=9481

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毎週やっているファーマーズマーケットと同時開催!

マーケットで売っているものは、基本的にオーガニック認証を受けたものが多かったです。
野菜、果物、ハチミツ、パン、焼き菓子、ハンドメイドの雑貨などなど。

とても興味を引いたのは、オーガニックのイチゴを売っているお店。
IMG_9055真ん中から左は「Sustainable」、右は「Organic」の表示。
話を聞いたら、左はまだオーガニック認証されていない途中の畑だそうです。
オーガニック認定は、USDA(U.S. Department of Agriculture)  がするのですが、畑は3年間以上、規定に基づいた使用禁止の物質を使っていない土地であることが条件です。
その他にも認証までは、農薬の規定や、環境の循環を助ける仕組みを持っていることや、農業の運用を第三者にチェックされる必要があったり、きちんとした運営が必要みたいです。
USDA Organic 入門のプレゼン:http://apps.ams.usda.gov/organic/101/

現在のアメリカのオーガニック市場は、2010年で286億円。
1997年から2005年の間で、オーガニックファームの土地面積は2倍以上になったとか。
どこのスーパーにいっても、必ずオーガニックの野菜の取り扱いがあるしね。
市場は大きいです。

と、いうことで、このイチゴファームは、もう少しで全部オーガニックになるみたい。

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形が不揃いな野菜も売っていました。特にトマト。
でも、それがなんだか自然な形な気がして、安心感につながった。

もちろん、自分が選ぶのは形がきれいで美味しそうなもの。
でも、そこに形がボコボコしているものもある・・・。そこから選ぶということが大切なんだなぁ。

あと、面白かったのはハチミツを売っている人たちも地元の養蜂家。
農薬が少ないからか、そういう取り組みもカリフォルニア州にはいくつもあるようです。

 

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そして、隣のGreen Street Fair。

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生ゴミのコンポスト、ソーラーパネル、ガーデニングの土、ボトル詰め替えての洗剤販売(いいのか??)、Siera Club(http://www.sierraclub.org/)や環境学習プログラムのNPO、蜂の飼育支援の団体などなど。

中には、セルフディフェンスの格闘技の教室がブースを出していたりもあったけど・・・?

ソーラーパネルの施行会社は3〜4ブースあったかな?

一番印象に残ったのは、蜂の飼育支援の団体。
蜂の巣箱のアドバイス、農薬散布の時期や規制についてなど、を紹介してくれるようでした。
直接的に農薬のことを訴えかけられるよりも、ミツバチたちの働きやハチミツのことから、環境や農薬規制について知るというのは、ハッとさせられる気がしました。

アメリカは、遺伝子組み換えや大型農家が多くて農薬散布が激しいイメージもあるけれど、こうやって地元に密着したファーマーズマーケットや、環境への取り組みをみると、「オーガニック先進国」なのかな?とも思います。

もう少しオーガニックや、USDA認証についても勉強してみようと思います。

 

 

 

【募集】Vege & Fork Market ボランティアスタッフ募集

新年度が始まりました。出会いの春です☆

野外で開催しているオーガニックなマルシェ(マーケット)「Vege & Fork Market」が、また今年も開催されます。

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ゆったりとした時間の流れの中、それぞれ思いを持った出展者さんが二日間合わせて60店舗。
新緑のきれいなケヤキ並木と、小川のある散歩道、そして並ぶ緑のテント。
「動物性食品、乳製品、白砂糖、食品添加物を一切使わないたべもの」というイベントコンセプト。
環境にも、身体にも、心にも優しいイベントです。

僕もこれまで5回関わっていますが(内3回はフォトグラファー、1回は体操のお兄さん!?)、スタッフも、出展者も、お客さんも、なんだかとてもゆったりしていて、雰囲気が温かくフレンドリーだと感じています。ここで出会った人たちは、間違いなく僕の人生を豊かにしてくれました。

今回も、このイベントを全員にとって気持ちの良い時間にするために、一緒に運営を手伝ってくれるボランティア・スタッフを募集します。

やるからには、イベントスタッフ、出展者、お客さん、みんなが心地よく、「またこよう!」と思える場にしたい。
人や自然、つながりを大切にしてくれる、そんな素敵なボランティア・スタッフチームを作りたいと思っています。

仕事の内容は、主に・・・

①エコステーションの運営(リユース食器の普及と運営)
②美化労作隊(ただのゴミ拾いではない!美しさを創る仕事です!)
③コミュニケーター(来場者のニーズを聞き出すアンケート等の実施)
④事前事後のテント、装飾、会場の設営と撤収
⑤+α (みんなでつくるイベントでありたい!どうしたらもっとステキになるか、力を貸してください!)

あ・・・!ランチつきですよ☆

Vege&Forkスタッフバッジ

一日だけの参加も可です。ぜひ一緒にやりましょう!
ご興味のある方は、fryoji55(at)gmail.com (藤樫)までメールをください。詳細をお知らせします。
その際、①参加できる日程 ②なぜボランティア・スタッフをやりたいと思ったのかを簡単に教えてください。

5/12(日)13:00〜 都内某所 にて、ボランティア・スタッフチームのキックオフ・ミーティングを企画しています。
思いを共有して、コンセプト・内容を伝えて、安心感を持って当日を迎えるために。

新しい出会いとつながりを楽しみにしています。

< 第6回 Vege&Fork Market > 
〜ベジタブルなピクニックへ出かけよう〜
2013年5月18日(土), 19日(日)
会場:麻生環境センター(小田急線:「柿生」駅 徒歩約10分)川崎市麻生区上麻生6-15-1
時間:10:00〜16:00
入場:無料
駐車場:約50台(無料)
出展数:60店舗(両日出展と一日出展の店舗があります。飲食店、パン、お菓子、雑貨、マッサージ、野菜の販売、農産加工品ワークショップ、親子の遊び場etc… )
主催者:戸田耕一郎氏のブログ< http://http://www.todakoichiro.com/ >