子どもとのあいさつ
「◯◯くん、おはよう!」
と子どもにあいさつをしたとき、大人としてなにを期待しますか?
「おはようございます!」と、元気なあいさつが返ってきたら、もちろん気持ちがいいけれど、たまに返せない子いますよね?
そんなとき、親として、先生としてどうアプローチをしますか??
僕は、朝は子どもなりに色んな感情が渦巻く時間・・・ということもあり、朝から「おはよう!」と気軽に挨拶を返せないこともあるのでは?と思っています。大人は、複雑な感情を抑えて表情を繕うことができるけど。
(photo by: photopin )
ということで、
「・・・・」と無言の子に対して、
親が、子どもに、
「◯◯くん!先生におはようは?」
「ほら、あいさつできるよね?」
「ちゃんと言いなさい!!」
「できない子は、うちの子じゃありません!!」(さすがにこれは聞いたことないね 笑)
と、目の前でやられると、とても困ってしまいます。
朝から、子どもなりに色んなドラマがあったのかもしれない。
「道ばたに落ちていたあの大きなドングリを、なぜワタシは拾ってこなかったんだろう・・・ああ!気になって、幼稚園どころではない!!おはよう?いやいや、そんな気分じゃないわ!」という3歳の女の子
とか、
「母ちゃんの前で、オレの大好きな先生に笑顔を向けておはようって言うなんて、そんな小っ恥ずかしいことできるかっ!意外とオレはシャイボーイなんだぜ。母ちゃんが帰ってから、そっと近づいてぎゅっってハグするんだい。」って考えてる4歳の男の子
とか・・・。
自我が目覚めている証拠。成長の過程!
まあ、その子なりに理由があると思うから、朝のあいさつは強要しまいと思うわけです。
とりあえず、「じゃあ、タッチであいさつ!」とかなんとかいって、その場をあいさつした感じにしてしまうこともあります。
ネットで検索してたら、こんなページも
「ママノート」
http://mamanote.jp/news.html?id=358
「おどす」「否定する」はNG。
「スモールステップ」でやりましょうってさ。
でも、ついつい自分も子どもにあいさつを強要しているときがあります。
R「◯◯くん、おはよう。」
◯◯くん「・・・」(ちょっと真顔)
R「◯◯くん、おはよう!!元気?」(2度目)
◯◯くん「・・・」(じっと見つめられる)
R「おはようは?」(3回目・・・)
2回目にあいさつをしているときの自分は、なぜ返事をしてくれないんだろうということで、相手からの返事(見返り)を期待している気持ちが見え見えなとき・・・あるある。
もちろん、朝の体調、気分、準備を観察している時間であることに違いはないけれど。
あいさつは、自分がしたいから相手にする行為。
大人から子どもにも、あいさつをするけれど、その見返りを求める必要はない行為だと思う。
もちろん、子ども同士の関わりで、社会性や、自分の気持ちを伝えることを教えるために、
「そういうときは、何て言うんだっけ?」と、子どもに「ごめんなさい」や「ありがとう」を言わせるときは必要です。
まだ言葉にならない気持ちの代弁とかね。
「いただきます」「ごちそうさま」も、習慣として必ず言ってほしい。
でも、あいさつは大人が見本となることが第一!!
だから、「おはよう」もまずは教員から元気に伝えられれば、それでいいと思います。
「おはよう」と返すことは、親と教員が元気に丁寧にあいさつをし合う姿を見て、自然と身に付くもの。もしくは、幼稚園ならば絵本や、毎朝のサークルタイムのような時間に「あいさつの意味」を伝えていく中で、ある日パッと出てくるもの。
元気よくあいさつをしてくれたならば、それに対する「うれしさ」「気持ちよさ」を伝えること。
まずは大人が自然体であいさつの見本となること。
シンプルに自然に。